"BANFF / LAKE LOUISE の山間をゆったりと走る"
BOW
VALLEY PARKWAY （国道１号線と並行する旧道）
シニア・カップル
"カナディアン・ロッキー"
レンタカーの旅 その２
６／２７／０１（水） 曇り、 気温：L:１２℃、
H:１５℃
BANFF→ BOW LAKE → COLUMBIA ICEFIELD → BANFF
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昨日から雲行きは怪しかったが、今にも泣き出しそうな空模様となった。今日は、長距離ドライブ、雨は勘弁して欲しい。時差の影響か、朝方になると睡眠が深くなり、つい寝過ごしてしまい、やっと９時半にホテルを出発。
国道１号線を北上、コロンビア大氷原を目指す。バンフから２００キロ近いドライブだ。
大型キャンピング・カーが我々を追い抜いていく。見ると４WD-SUVを牽引している。４WDがキャンピング・カーを牽引するのは、よく見かけるが、その逆は始めて見た。このキャンピング・カーは、オーダー・メイドであろう。
大型バスのサイズで、居住のためのアメニティ・フル装備の車両で、リタイヤーしたアメリカのシニア層が、持ち家を売り払い、このキャラバンを購入し、北米各地をクルージングするそうだ。生活のクオリティを取り上げるまでもないが、ゴールデン・ハーベスト・エージの豪快な過ごし方は、まさに狩猟民族のＤＮＡのなせる業かも．．。
レ−ク・ルイーズ・ビレージで１号線と別れ、ICEFIELD
PARKWAY(国道９３号線)へ。とたんに片側一車線の道路となる。検問所があり、「PARK USE
PASS（国立公園使用パス）」の提示を求められる。車使用の有無に拘わらず、ここの国立公園に入るツーリストは、一人１０ドルの使用料の支払いを求められ、車でドライブしていると、あちこちで検問があり、パスの提示を求められる。
このPARKWAYは、国道１号線分岐点から、ジャスパーまで２３０キロにわたり、３，０００M
クラスの山岳が左右にそびえ、湖沼が散在する渓谷を貫いている。分岐点から約３０キロドライブすると、視界が開け、左側にBow
Lakeの湖面が輝き、その背後の氷河とセットで、息を呑むようなビユーを提供してくれる。
自然環境保護が徹底しているので、建物、看板など人工構築物は、出来るかぎり、排除されている。ドライブの際、注意を要するのは、給油であろう。集落間の距離が数十キロはあり、集落地以外には、
GSは設置されていない。
お目当ての「コロンビア大氷原」に、１３時着。氷河ツアーを申し込む（一人２６．９０ドル）。普通のバスで氷河中腹のはずれまで行き、そこで雪上走行用特別バスに乗りかえる。かなりの人出で、日本人シニア・ツーリスト・グループも多く、彼等貸し切りのコーチが次々に出発していた。大氷原を約２０分登り、１５分程度の氷原散策の時間がある。かなり冷える。毎年かなりのスピードで氷河は後退しているそうで、下部は、モレーン状態が広がっていた。とんぼ返りでバンフに戻り、チャイニーズ・テーク・アウトを買い込みホテルに戻る。
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６／２８／０１（木）
曇り時々雨、 気温： L:１２℃、H:１６℃
BANFF→ LAKE LOUISE VILLAGE → SPIRAL TUNNELS →
EMERALD LAKE → NATURAL BRIDGE → TAKAKKAW FALLS →
BANFF
山岳ドライブ最終日。有終の美を飾って晴れて欲しかったが、雨摸様で残念。
気を取り直して９時半ホテル発。国道１号線を北上し、Lake
Louise Villageから左方向のYoho National Parkに向かう。峠道を登り、国道脇のSpiral
Tunnelsの展望台に寄る。「スパイラル・トンネル」とは、列車が急な峠を越えられるように、トンネルが８の字状に掘られている。
数十人のツーリストがカメラを構えて通過する列車を待ち構えていた。
運良く西側から峠越えする旅客列車の通過を目撃出来た。JR上越線の清水トンネルを抜けた越後側に、
こんなトンネルがあったことを思い出した。確か土樽と越後中里の間ではなかったろうか。
雨の降り出した峠道を下り、Emerald
Lakeへアクセスする山道へ入る。樹間からエメラルド・グリーンの湖水が望まれる。ツーリストもまばらな静かな落ち着いたスポットだ。雰囲気は、Moraine
Lakeに似ているが、こちらのほうが、しっとりと落ち着いた雰囲気だ。湖を一周する５キロのトレールがある。１キロ歩いてみた。
国道に戻る途中、Natural
Bridgeを覗いてみた。激流が川の石灰岩を削り、名のとうり自然の橋が造成されている。国道に戻り、Takakkaw
Fallsへの山道に入る。かなり手前から荒削りの岩壁を水煙が覆う大滝が望まれる。パーキングから滝壷までトレールがあり、簡単にアクセス出来る。フェンスや立ち入り禁止の看板もなく、まったく自然のまま、開放している。落差４００Mの滝は、水量も豊富で、かなりの迫力だ。滝を眺めながら、サンドイッチ・ランチは美味しかった。
目まぐるしく変わる天気ながら、スポットでは晴れになり、ラッキーであった。 Bow Valley
Parkwayをのんびりドライブし、早目にバンフに戻る。ガソリンを満タンにして、
時間どうりハーツに車を返却。ウォッシャー液が入っていなかった旨伝えたが、詫びの一言もなかった。
ウォッシャー液代を割り戻したが、値段が高いとのコメント。
これでハーツの車両メンテの質の悪さを経験したのは、イギリスに続いて２回目。
非の打ち所のない立派な現場向けメンテ・マニュアルがあるのであろうが、
現場スタッフには、馬耳東風なのであろう。
とにかく車をレンタする際は、エンジン・ルームのチェックが不可欠と再認識した。
Banff Spring Hotel裏のBow Fallsを散策し、ダウンタウンに戻る。
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Forester Sada Homma
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